由緒
堺の鉄砲鍛冶・芝辻理右衛門にゆかりの深い神社です。境内の案内板によれば、理右衛門は慶長14年(1609)に徳川家康の命を受け、国内で初めての鉄製大型大砲を鋳造しました。さらに慶長19年(1614)の大坂冬の陣に際しては短期間で多数の鉄砲を仕上げるよう命じられ、その功により元和元年(1615)に高須の地を与えられます。芝辻家は自家と堺の鉄砲鍛冶の繁栄を願い、この地に稲荷明神を勧請して当社を建てたと伝えられます。祭神は豊受大神・猿田彦命・大宮姫命・大物主命の四柱で、豊受大神が稲荷神と重ねて信仰されることから「高須のお稲荷さん」と呼ばれ親しまれてきました。社名は阪堺電気軌道の停留場名にも採られ、鉄砲鍛冶の町として栄えた堺北部の歴史を今に伝えています。