由緒
社伝によれば和銅3年(710)、周防国一宮の玉祖神社(山口県防府市)から分霊を勧請して創建されたと伝わる。祭神は八坂瓊勾玉を造ったとされる玉造部の祖神・天明玉命(櫛明玉命)。『延喜式』神名帳に載る式内社で、旧郷社。高安山麓の高台に鎮座し、「高安大明神」とも呼ばれて八尾市東部・高安地区の氏神として崇敬されてきた。文治元年(1185)に北条時政が出した木造制札は日本最古級の禁制として国の重要文化財。境内の大クスは大阪府指定天然記念物で、現在の社殿は享保10年(1725)の再建。天岩戸神話の長鳴鶏にちなみ、境内で鶏が飼われていることでも知られる。