Shrine

安里八幡宮あさとはちまんぐう

沖縄県に鎮座する八幡系の神社です。御祭神は応神天皇、神功皇后、玉依姫命。勝負運・厄除け・スポーツのご利益で知られます。

由緒

安里八幡宮は、琉球王国・第一尚氏第七代の尚徳王によって1466年(文正元年)に創建されたと伝わり、『中山世鑑』や『琉球神道記』などの史書にその由来が記されている。尚徳王が喜界島への遠征に向かう途中、安里の地で空を飛ぶ鳥を見て「この矢で射落とすことができれば遠征を成就させたまえ」と祈願し、見事に射止めたという。さらに那覇港を出港する際、波間に梵鐘が浮き沈みしながら軍船のそばを離れず漂っていたため、尚徳王はこれを八幡大菩薩の加護と考え、戦勝を誓ったと伝えられる。遠征を成し遂げて凱旋した尚徳王は、矢を射た場所に社殿を建てるとともに、梵鐘を納めるための光明山千手院という寺院も隣接して建立した。御祭神は応神天皇・玉依姫命・神功皇后。琉球王国の官社であった「琉球八社」の一つに数えられ、その中で唯一八幡神を祀る神社である。

安里八幡宮は何の神様?

安里八幡宮の御祭神は応神天皇、神功皇后、玉依姫命です。

応神天皇

応神天皇は、八幡神として全国の八幡宮に祀られる御祭神です。武家の守護神、国家鎮護の神として信仰され、勝負運や厄除け、地域守護の祈願先として知られます。

八幡信仰では、比売神や神功皇后と合わせて祀られることも多く、地域の総鎮守としての役割も担ってきました。

神功皇后

応神天皇の母。三韓征伐の伝説で知られる。武運・安産・子育てのご利益がある。 代表的な神社としては鶴岡八幡宮、住吉大社、宇佐神宮などが挙げられます。 八幡信仰では宇佐神宮や石清水八幡宮、鶴岡八幡宮などが代表的で、応神天皇とともに祀られることが多い御祭神です。

玉依姫命

玉依姫命の名は「神霊(玉)が依り付く女性」の意と解するのが一般的で、同じ名で語られる女神が複数います。よく知られるのは二つの系統です。一つは山城国風土記逸文に見える賀茂の玉依日売で、賀茂建角身命の娘とされます。鴨川で禊をしていたときに流れてきた丹塗矢を持ち帰って懐妊し、賀茂別雷命を産んだと伝わり、下鴨神社に父神とともに祀られています。

もう一つは古事記・日本書紀の玉依毘売命で、海神の娘、豊玉毘売命の妹とされます。姉の子の鵜葺草葺不合命を育て、のちにその妃となって神武天皇らを産んだと伝わります。宮崎神宮は神武天皇の御母君として相殿に祀っています。二柱は名が同じでも、別の神と考えられています。

例大祭

例大祭は旧暦9月9日に近い日曜日、例年10月初旬ごろに営まれる。日程は毎年、地域の自治会によって決定・告知される。

年間行事

正月三が日は授与所が開設され初詣で賑わう。6月末から7月7日ごろにかけては茅の輪が設置され、6月30日には夏越の大祓神事が行われる。大晦日の12月31日には年越しの大祓が営まれ、このほか毎月旧暦9日には月次祭が執り行われている。

安里八幡宮に関連する目的別ページ

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近隣神社

同じ地域や分類に近い神社を合わせて見られます。

福岡県勝負運出世

筥崎宮

はこざき ぐう

筥崎宮は応神天皇・神功皇后・玉依姫命を祀る八幡宮です。創建の時期には諸説がありますが、延喜21年(921)に宸筆が下賜され、社殿が建てられたと伝わります。厄除・勝運の神として信仰されています。

所在地
福岡県福岡市東区箱崎1-22-1
御祭神
応神天皇、神功皇后
系統
八幡
広島県勝負運厄除け

亀山八幡神社(呉市安浦町)

かめやまはちまんじんじゃ

亀山八幡神社(呉市安浦町)は、広島県呉市安浦町内海北に鎮座する八幡神社。市有形文化財の本殿は江戸初期の特徴を残す、瀬戸内沿岸・島嶼部を代表する建造物です。

所在地
広島県呉市安浦町内海北5丁目
御祭神
応神天皇
系統
八幡
島根県勝負運厄除け

平濱八幡宮

ひらはまはちまんぐう

創建年代は不詳。天永2年(1111年)に太政官の命を受けて陰陽寮が当社の遷宮の日時を占ったことが石清水文書に見えることから、それ以前の鎮座は確実で、出雲国最古の八幡宮とされる。一帯は京都・石清水八幡宮の社領であり、当社は「平浜別宮」と呼ばれて石清水の社家の支流が奉仕した。のちに出雲国八所八幡宮の総社と位置づけられ、戦国期には亀井氏・尼子氏・毛利氏によって社殿が造営され、江戸時代には松江藩主の直轄下

所在地
島根県松江市八幡町303
御祭神
應神天皇、仲哀天皇
系統
八幡
山口県勝負運厄除け

鰐鳴八幡宮

わになきはちまんぐう

山口市上小鯖に鎮座する八幡宮で、小鯖八幡宮とも呼ばれます。社伝では平安時代中期の寛弘・長和の頃(1004年〜1016年)に豊前の宇佐八幡宮から神霊を勧請したと伝えられ、その帰路、山口湾から椹野川をさかのぼって鰐石に上陸した際、供をしてきた鰐が神との別れを惜しんで鳴いたという言い伝えが社名の由来とされています。主祭神は八幡大神・足仲彦神・神功皇后で、仁徳天皇や天御中主神、大歳神などを配祀します。中世

所在地
山口県山口市上小鯖583
御祭神
八幡大神、足仲彦神
系統
八幡