由緒
全国の御歳神・大年神を祀る神社の総本社とされる古社で、創祀は神代と伝わる。主祭神は稲の実りと五穀豊穣を司る御歳神で、大年神と高照姫命を配祀する。背後の御歳山を神体山とし、古代豪族の葛城氏・鴨氏の本拠地に鎮座、高鴨神社(上鴨社)・鴨都波神社(下鴨社)とともに「中鴨社」と呼ばれてきた。朝廷が年頭に行う祈年祭ではまず御歳神の名が読み上げられたといい、仁寿2年(852)には大和国で唯一正二位の神位を授かり、のち従一位に昇叙、延喜式では名神大社に列した。本殿は江戸期に春日大社から移築されたものと伝わる。