由緒
明治40年(1907年)10月1日、関東州大連市に日本人居留民の総氏神として創建された神社。昭和19年(1944年)に旅順へ官幣大社関東神宮が鎮座するまでは、関東州における中心的な神社として広く崇敬を集めた。昭和20年8月の終戦とソ連軍の進攻を受け、昭和22年(1947年)3月、元宮司の水野久直が御神体と神宝を日本へ持ち帰り、福岡市の筥崎宮に仮奉安した。その後、水野が山口県下関市の赤間神宮宮司に就任したことから、昭和28年(1953年)5月に同社の神苑へ小祠を建てて御神体を遷した。やがて伊勢神宮の式年遷宮に際して古殿一棟を賜り、造営事業を始めて神域を拡張。さらに昭和55年(1980年)、貝島太市より日の本神社の社殿を譲り受け、関門海峡を望む現在地へ永代鎮座した。