由緒
第10代崇神天皇の御代、大国主命の11世の子孫にあたる大田田根子の孫・大加茂都美命が勅を奉じて葛城邑加茂の地に奉斎したのが創祀と伝わる。葛城加茂社・下津加茂社とも称され、全国の加茂(鴨)社の根源とされる。主祭神の積羽八重事代主命はもともと鴨氏一族が信仰した神で、当社は事代主神信仰の本源にあたる。桜井市の大神神社に祀られる大物主命の御子神であることから、同社の別宮とも称される。配神として下照比売命・建御名方命を祀るほか、本殿境内社に大物主櫛𤭖玉命・大国主大神を祀る。宮中八神殿の一社として鎮魂の祭礼に預かる延喜式内の明神大社であり、その神は現在も宮中三殿の一つに合祀されている。