由緒
京城神社は、日本統治時代の朝鮮・京城府(現在の大韓民国ソウル特別市)の南山北麓に鎮座していた神社である。1892年頃、現地在住の日本人有志により天照大神の遙拝所が設けられたことが起源とされ、1898年に伊勢神宮内宮正殿を模した社殿が造営されて「南山大神宮」と称した。1913年に「京城神社」へ改称し、1916年8月に神社としての正式な創立許可を受けている。祭神は当初天照大神のみであったが、1929年に朝鮮国魂大神・大己貴命・少彦名命が増祀され、1936年には社格が国幣小社に列せられた。京城府民の氏神として崇敬を集めたが、1945年の日本の敗戦に伴い同年11月17日付で廃止され、現存しない。跡地はその後、学校用地などに転用されている。