由緒
1679年(延宝7年)、対馬藩が釜山の倭館を龍頭山へ移した際、通商船の航海安全を祈って金毘羅神すなわち大物主神を祀ったことに始まると伝わる。釜山の開港後、龍頭山一帯は日本人居留地となり、その鎮守として崇敬を集めた。のちに社名を龍頭山神社と称し、大正期に神社としての設立が認められる。1936年(昭和11年)8月1日には国幣小社に列格した。祭神は天照大神・国魂大神・大物主神と、住吉三神である表筒男命・中筒男命・底筒男命の六柱。1945年の日本の敗戦にともない社殿は失われ、跡地を含む龍頭山一帯は現在、龍頭山公園として整備されている。公園の一角には、この付近が倭館であったことを記す石碑が立つ。