由緒
慶安3年(1650)、鳥取藩初代藩主・池田光仲の創建。光仲は慶安元年(1648)の初入国後に曽祖父・徳川家康の33年忌法要を営み、幕府の許可を得て日光東照宮の分霊を樗谿(おうちだに)の地に勧請した。祭神は東照大権現(徳川家康)で、のちに藩主池田家の忠継・忠雄・光仲・慶徳を合祀している。明治7年(1874)に樗谿神社と改称し、平成23年(2011)に旧称の鳥取東照宮に復した。本殿・拝殿などの主要社殿は江戸時代初期の神社建築として国の重要文化財に指定され、本殿には左甚五郎作と伝わる鷹の彫刻がある。承応元年(1652)の祭礼行列に登場した麒麟獅子舞は、因幡・但馬地方の約150の神社に受け継がれる伝統芸能の始まりと考えられている。