由緒
御祭神の五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)は、第11代垂仁天皇の皇子で第12代景行天皇の兄にあたると伝わる。景行天皇の勅命を受け、美濃国をはじめ河内・大和・摂津など各地を開拓し、多くの池や溝を築いて農地を潤したと伝えられる。命の没後、忠臣の竹内宿禰が稲葉山近くの丸山の地に祀ったのが創祀とされる。天文8年(1539年)、斎藤道三が稲葉山(金華山)に居城を構えるにあたり、社地は現在の伊奈波の地へ遷座した。「稲葉山」の名は、天より降ったとされる神石にちなむとの伝承も残る。水を治める力を持つとされたことから、古くより水防の神として周辺の人々の崇敬を集めてきた。