由緒
健磐龍命(たけいわたつのみこと)が阿蘇の地に降り立ち、鬼を退治して大地を開いたという伝承が創建の由来とされる。阿蘇山は今も活動を続ける活火山であり、噴火のたびに大地が揺れ、炎と煙が天に立ち上る光景は「神の怒り」として畏怖された。その神をなだめ、恵みの農地を守るために創建された神社という性格が、阿蘇の農耕文化と深く結びついている。平成28年(2016年)の熊本地震で楼門・拝殿が倒壊したが、「阿蘇の神社を必ず復興する」という地域の総意のもと復旧工事が進められており、再建への歩みは阿蘇への信仰の深さを物語る。