由緒
推古天皇元年(593年)、聖徳太子が四天王寺建立の際に西方の守護として祀ったことが起源とも伝わる。事代主命(えびす神)は大国主命の御子とされ、釣り竿と鯛を持つ福々しい姿で「七福神の中の唯一の日本神」として親しまれてきた。「えべっさん」と呼ばれる親しみある愛称は大阪商人の文化と溶け合い、毎年1月10日前後の「十日戎」は「商売繁盛で笹もってこい」の掛け声とともに約100万人が押し寄せる大阪の新春最大の行事となっている。福笹に吊るされた縁起物(小判・俵・おかめなど)は商家の一年の繁盛を祈る象徴として今も変わらぬ人気を誇る。