由緒
尾崎神社は鎌倉時代以前からの歴史を持つ古社で、「奥の院」「奥宮」「本宮」「里宮」の四社から成る。宝剣を祀る場所を奥の院、青出し浜の社を奥宮、尾崎白浜の社を本宮、釜石の市街地にある社を里宮とする。享保4年(1719年)に大明神の号を受け、寛政11年(1799年)には朝廷から正一位の位記を賜り、「正一位尾崎大明神」と称されるようになった。里宮は、元禄12年(1699年)に釜石の豪商・佐野家の邸内に御祭典の御旅所として設けられたのが始まりで、その後海岸沿いへ移された。明治から大正にかけては遙拝所・御拝殿と呼ばれ、昭和3年(1928年)に里宮へ昇格したが、昭和8年(1933年)の津波で社殿を失った。昭和11年(1936年)に高畑山へ、さらに昭和27年(1952年)に現在地へと遷宮し、今日に至っている。