由緒
創祀は、伊勢神宮を創建したと伝わる倭姫命が篠島を神宮の御贄所(供え物の漁場)と定めたことに由来すると伝えられる。宝亀2年(771)には贄所守護のため伊勢神宮から土之宮を勧請して「伊勢土之宮」と尊称され、のちに神明宮と改称、明治中期から神明社、昭和20年代より神明神社と称している。伊勢神宮とは約1200年にわたる深い縁で結ばれ、神宮の式年遷宮後に内宮東宝殿の古材を下賜されて20年に一度社殿を造営し、その古材でさらに島内の八王子社が建て替えられる伝統が続く。塩漬けの鯛「御幣鯛(おんべ鯛)」を毎年神宮に奉納する神事も千年以上受け継がれており、島の一部は今も伊勢神宮領となっている。