由緒
甲府盆地の南、中央市の南方にそびえる前山の山頂に鎮座し、地元では「お山の神さん」の通称で親しまれている。石祠の本殿には正徳5年(1715年)の銘が刻まれており、江戸時代中期にはすでに祀られていたと考えられている。古くから農耕守護と商売繁昌に霊験があるとされ、甲府盆地一円はもとより遠く京浜方面からも参詣者を集め、春の大祭には麓から山頂まで参拝の列が続いたと伝えられる。近代以降に広く知られるようになって参拝者が増え、平成6年(1994年)に石祠の本殿や拝殿・玉垣が、翌平成7年には社務所などが整備された。境内地は約4900坪、氏子は330戸ほどを数える。山頂へ続く参道沿いの桜並木は「山の神千本桜」と呼ばれ、山梨県の名花百選に選ばれている。