由緒
肥後細川家の筆頭家老を務めた松井家の初代・松井康之と、八代城主となった二代・興長を祀ります。明治14年(1881年)、松井家の旧家臣団やゆかりの人々によって創建された比較的新しい神社で、旧社格は郷社です。境内地はもと八代城の北の丸にあたり、元和8年(1622年)に加藤正方が母・妙慶禅尼の隠居所を建てた場所でした。加藤家改易後は茶人としても知られる細川忠興(三斎)の居所となって庭園が整えられ、興長が八代城主に任じられてからは松井家代々の居館が置かれています。境内の茶庭と心字池は市指定史跡で、忠興手植えと伝わる臥龍梅は熊本県指定天然記念物。枝が竜の臥す姿のように曲がりくねることからこの名があり、2月下旬から3月初めにかけて淡紅色の八重の花を咲かせます。