由緒
月山は標高1,984メートルの霊峰で、その頂に月読命を祀る月山神社が鎮座する。平安時代にまとめられた延喜式神名帳には名神大社として記載され、古くから朝廷をはじめ庶民からも篤い信仰を集めてきた、かつて東北地方で唯一の官幣大社である。羽黒山・湯殿山とともに出羽三山を形成し、明治期の神仏分離までは神仏習合の権現を祀る修験道の霊場として栄えた歴史を持つ。出羽三山は「生まれかわりの旅」の地としても知られ、月山はその中でも死後の世界を象徴する山とされている。卯年は月山の御縁年にあたり、この年に参拝すると通常の12年分の御利益があると伝えられている。