由緒
社伝では白鳳4年(675年)の創祀と伝え、当初は六所御影神社と称したという。天平宝字3年(759年)には諸国の放生の地に鎮座する国府八幡宮と定められ、やがて上総国の総社として尊崇された。石清水八幡宮の別宮・市原八幡宮と記す史料も残る。源氏をはじめ千葉氏・足利氏・徳川氏など武家の崇敬を受け、歴代将軍から神輿や社殿の寄進を重ねている。祭神は誉田別尊ほか。本殿は室町時代の建立とされ国の重要文化財、拝殿は千葉県指定文化財で、県内の神社建築で本殿が国の重要文化財に指定されているのは香取神宮と当宮の二社のみである。境内には推定樹齢800年を超える県指定天然記念物の大イチョウ(夫婦銀杏)がある。秋の大祭で子育てや虫封じの祈願を受ける習わしから「子育て八幡」とも呼ばれる。