由緒
承保3年(1076)、葛城山の天降(あまふり)の峰に向かって三つの大きな星が光を放ちながら降るのを村人が目にし、その場所へ行くと光り輝く童子が現れて「妙見三神を祀る三殿の祠を建てて崇めれば郷里は栄え五穀は豊かに実る」と告げたため、人々が力を合わせて葛城山上に祠を建てたのが創建と伝わる。祀るのは天之御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神の妙見三神で、北極星・北斗七星を神格化した妙見信仰の社である。永保2年(1082)に大干ばつが起きた際、神主が雨乞いの祈祷を行うと大雨が降り、その返礼に神楽を舞ったことが「岩丸神楽」の起こりとされ、現在は築上町の無形民俗文化財として伝えられている。鎮座から900年以上を数える、周防灘に面した築上の地の古社である。