由緒
延喜21年(921年)、醍醐天皇の勅命で創建されたとされる。元寇(文永の役・弘安の役)の際に「敵国降伏」の勅額が掲げられ、蒙古軍の撃退に神威が働いたと信じられた。神風(台風)によって蒙古軍が壊滅したことが「神の力で守られた国」という意識を日本人に植え付け、この神社はその神話的勝利の証人として崇敬された。毎年9月の「放生会(ほうじょうや)」は千年以上続く博多の秋祭りで、捕らえた生き物を自然に放す仏教的な慈悲の行為を神事として取り込んだもので、露店が立ち並ぶ活気ある祭として福岡市民に愛されている。