由緒
上野国(群馬県)一之宮として崇敬されてきた古社で、社伝では安閑天皇元年(531年)の創建と伝わる。武神である経津主神(ふつぬしのかみ)と、養蚕・機織りの神である姫大神(ひめおおかみ)の二柱を祀り、絹産業が盛んだった上野国の産業と結びついた信仰を集めてきた。平安時代編纂の『延喜式神名帳』にもその名が記載される由緒ある社である。境内に入ると急な石段を下って社殿に至る「下り参道」は全国的に珍しく、山の上から参道が始まり低い場所に本殿が鎮まる特異な地形を活かした造りは「貫前造り」と呼ばれる。徳川3代将軍・家光が寛永12年(1635年)に造営した現在の社殿は、国の重要文化財に指定されている。