由緒
延喜式神名帳に名神大社として載る式内社で、和邇・小野一帯を本拠とした小野氏ゆかりの古社。御祭神は孝昭天皇の第一皇子・天足彦国押人命と、日本で初めて餅をついたと伝わる米餅搗大使主命。推古天皇の御代に遣隋使・小野妹子がこの地に住み、氏神として奉祀したと伝えられる。米餅搗大使主命は「日本餅造の始祖」とされ、餅・菓子づくりの祖神として菓子業者の信仰を集める。11月2日の粢(しとぎ)祭では、神田で収穫した新穀の餅米を生のまま木臼で搗き固めた「しとぎ」を掲げて小野地区を巡り、五穀豊穣を祈る。参道には県下最大級というムクロジの大樹がある。