由緒
創祀年代は不詳。社伝では天智天皇の御代に風の神である志那津彦命・志那津姫命を祀ったのが始まりで、のちに応徳年間(1084〜1087年)に大宅公主命が合祀されたと伝える。『延喜式神名帳』にみえる伊冨伎神社の論社の一つ。明治に入って現在の社号に改められ、明治9年に村社に列した。本殿の傍らに立つ高さ約2メートルの六角石燈籠は正応4年の刻銘をもち、鎌倉時代の石造美術を代表する作として国の重要文化財に指定されている。境内の藤は樹齢400年を超える古木で、花穂が地面を擦るほど長く伸びることから「砂擦りの藤」と呼ばれ、滋賀県指定自然記念物および草津市指定天然記念物となっている。