由緒
掛川市南部にそびえる高天神山の山頂近くに鎮座する神社で、祭神は高皇産霊命・天菩比命・菅原道真公の三柱です。高天神城の略年表には913年に山頂へ宮柱が建てられたと記されており、古くからこの山が信仰の場であったことがうかがえます。戦国時代、この山には遠江支配の要とされた高天神城が築かれ、当社は城の守護を担う神社と位置づけられました。城は武田氏と徳川氏が繰り返し争奪した要衝で、天正9年(1581)の落城を経てのちに廃城となりますが、神社はそのまま山上に残り、周辺の人々の信仰を集め続けました。社名は「高天・神社」ではなく、菅原道真を祀る天神社を意味する「高・天神社」と解されています。近代社格制度では郷社に列しました。