由緒
創立年代は不詳だが、和銅元年(708)に祭神や歴代祭主を詳細に記した「粟鹿大明神元記」の写本(宮内庁所蔵)が残る、但馬国最古級と伝わる古社。国土開発の神と称され、延喜式の制では名神大社に列し、但馬国一宮として広く崇敬を集めてきた。兵庫県神社庁によれば主祭神は日子坐王で、開化天皇の第三皇子として四道将軍の一人に任ぜられ丹波一円を平定した人物とされ、粟鹿の地はその終焉の地、本殿後方の円墳は王の埋葬地と伝わる。約600年前の建立と伝わる勅使門は市指定文化財。例祭日の10月17日には特殊神事「瓶子渡し」が行われる。旧県社。