由緒
和銅元年(708年)の創建と伝わる。慶雲5年(708年)に武蔵国秩父郡黒谷から自然銅(にきあかがね)が産出して朝廷に献上され、元明天皇はこれを喜んで年号を「和銅」と改元した。この年に発行されたのが日本最初の流通貨幣とされる「和同開珎」である。献上に際して朝廷から遣わされた勅使が近くの祝山に鉱山の神・金山彦命を祀り、のちに現在地へ遷座して聖神社が創建されたと伝えられる。社の周辺には露天掘りの跡が残る和銅遺跡が広がり、高さ約5メートルの和同開珎のモニュメントが立つ。貨幣発祥の地に鎮座することから地元では「銭神様」と呼ばれて親しまれ、金運や商売繁盛、宝くじの当選を願う参拝者が各地から訪れる。