由緒
皇大神宮(内宮)は、皇室の祖神であり日本国民から総氏神として崇められる天照大御神を祀る、伊勢神宮の中心となる正宮である。第11代垂仁天皇の御代、およそ2000年前に五十鈴川のほとりの現在地に鎮座したと伝えられる。内宮は正宮のほか、荒祭宮をはじめとする10所の別宮や、数多くの摂社・末社・所管社によって構成されている。なかでも特筆されるのが式年遷宮と呼ばれる神宮最大の祭儀で、20年ごとに社殿を新たに造り替え、御神体を新宮へ遷す営みが古代から連綿と受け継がれてきた。現在は次にあたる第63回式年遷宮に向けた取り組みが進められている。また、天照大御神に日々の食事をお供えする日別朝夕大御饌祭は、約1500年にわたり毎日欠かさず続けられているとされる。