由緒
社伝によれば、日本武尊が東国平定に向かう途上、この地に祠を祀ったのが起源とされる。のちの貞観2年(860年)、无邪志国造の子孫にあたる出雲族がこの地に社殿を再興し、「奥氷川大明神」と称したと伝わる。明治2年(1869)に現在の奥氷川神社へと改称された。祭神には素戔嗚尊と奇稲田姫命を祀る。大宮の氷川神社、所沢の中氷川神社とあわせて「武蔵三氷川」と呼ばれ、この3社が一直線上に並ぶことから本社・中社・奥社の関係にあるとも語られている。境内には御神木「氷川三本杉」があり、根元から3メートルほどの高さで幹が3本に分かれ、樹齢は700年、鎌倉時代に植えられたと伝わる。都内でも屈指の巨木として東京都の天然記念物に指定されている。