由緒
若宮八幡大神宮は、仁徳天皇を若宮八幡大神として祀る、大阪市城東区蒲生に鎮座する神社である。創建の年月は定かではないが、社地は古くから村内の小高い丘にあり、楠(くすのき)や榎(えのき)などの大木が生い茂って昼なお暗いほどだったと伝わる。中でも楠の老大樹は明治18年(1885年)まで神木として崇敬されていたという。大坂冬の陣の際には、徳川方の武将・佐竹義宣がこの境内に陣を構えて戦勝を祈願したと伝えられている。境内にあるクスノキやムクノキなど11本の樹木は、平成9年(1997年)10月31日に大阪市の保存樹林に指定された。