御祭神じんむてんのう

神武天皇を祀る神社

神武天皇は、古事記・日本書紀で初代天皇とされる人物です。古事記では神倭伊波礼毘古命、日本書紀では神日本磐余彦天皇と記され、鵜葺草葺不合命と玉依毘売命の子と伝わります。日向から東へ向かい、畝傍山東南の橿原宮で即位したとされ、即位の地とされる橿原神宮と、神武天皇を主祭神とする宮崎の宮崎神宮が代表社です。

神武天皇とは?

神武天皇は、古事記・日本書紀で初代天皇とされる人物です。古事記では神倭伊波礼毘古命、日本書紀では神日本磐余彦天皇と記され、鵜葺草葺不合命と玉依毘売命の子と伝わります。日向から東へ向かい、畝傍山東南の橿原宮で即位したとされ、即位の地とされる橿原神宮と、神武天皇を主祭神とする宮崎の宮崎神宮が代表社です。

神武天皇の主なご利益

即位の地とされる橿原神宮は、開運招福・健康延寿を御神徳として掲げ、元日の延寿祭でこれを祈願しています。新春の初神楽祈祷では、皇室の弥栄や国家の安泰、世界平和を祈ります。

神武天皇とは

神話上の位置づけと信仰の広がりを整理します。

神武天皇は、古事記・日本書紀で初代の天皇とされる人物です。古事記では神倭伊波礼毘古命、日本書紀では神日本磐余彦天皇と記され、父は鵜葺草葺不合命、母は海神の娘の玉依毘売命と伝わります。幼名を狭野尊といい、宮崎県高原町の狭野が生誕の地と伝えられています。

日向で国を治めたのち、四十五歳で東へ向かい、美々津から船出したと伝わります。兄の五瀬命を失うなどの苦難を経て大和に入り、畝傍山東南の橿原宮で即位したとされます。即位の地とされる場所には明治23年(1890)に橿原神宮が創建されました。宮崎では宮崎神宮が神武天皇を主祭神として祀り、その摂社の皇宮神社は東へ向かうまでの宮居の跡と伝わります。

参拝のポイント

神武天皇を祀る神社を訪れる前に押さえたい観点です。

神武天皇を祀る神社は、生誕・宮居・船出・即位という伝承の舞台ごとに点在しています。宮崎の皇宮神社、美々津の立磐神社、奈良の橿原神宮など、ゆかりの地をたどる参拝もできます。橿原神宮では2月11日に紀元祭、4月3日に神武天皇祭が行われます。

神武天皇を祀る有名な神社

有名神社を中心に、大社・一宮・総鎮守など比較の起点にしやすい神社をまとめます。

有名神社奈良県開運厄除け

橿原神宮

かしはら じんぐう

橿原神宮は神武天皇・媛蹈韛五十鈴媛命を祀る神社。国家安泰・開運招福のご利益で知られ、1890年(明治23年)に創建された由緒ある神社です。

所在地
奈良県橿原市久米町934
御祭神
神武天皇、媛蹈韛五十鈴媛命
宮崎県開運勝負運

宮崎神宮

みやざき じんぐう

宮崎神宮は神日本磐余彦天皇(神武天皇)を祀る神社。開運・国家安泰のご利益で知られ、神代の時代の創建とされる由緒ある神社です。

所在地
宮崎県宮崎市神宮2-4-1
御祭神
神武天皇、鵜鷀草葺不合尊
福島県家内安全厄除け

開成山大神宮

かいせいざん だいじんぐ

開成山大神宮は天照大御神・豊受大神を祀る神社。厄除け・家内安全のご利益で知られ、1876年(明治9年)に創建された由緒ある神社です。

所在地
福島県郡山市開成3-1-38
御祭神
神武天皇、天照大御神
系統
伊勢・神明
熊本県開運

宮原三神宮

みやはらさんじんぐう

八代平野の北部、氷川町宮原に鎮座する旧郷社。伊勢神宮内宮の天照皇大神、近江日吉社の国常立尊、山城下鴨社の神武天皇の三神を祀ることから三神宮と称する。社伝では平治元年(1159年)、二条天皇の勅命を受けた平重盛が平盛俊に命じて社殿の造営を始め、応保元年(1161年)に落成、盛俊の弟盛房が社司となって神霊を勧請したと伝え、当初は三宮社と呼ばれた。天正16年(1588年)にキリシタン大名小西行長の焼き討ちで社殿を失うが、慶長年間に加藤清正によって復興され、その後は細川氏の保護を受けた。現在の社殿は天保10年(1839年)の造営である。明治の神仏分離により別当の神蔵寺を廃して社号を宮原三神宮と改め、八代北部一帯の総鎮守として崇敬されてきた。

所在地
熊本県八代郡氷川町宮原491
御祭神
神武天皇、天照皇大神

神武天皇を祀る神社一覧

11件中1-11件を表示しています。

宮崎県開運勝負運

宮崎神宮

みやざき じんぐう

宮崎神宮は神日本磐余彦天皇(神武天皇)を祀る神社。開運・国家安泰のご利益で知られ、神代の時代の創建とされる由緒ある神社です。

所在地
宮崎県宮崎市神宮2-4-1
御祭神
神武天皇、鵜鷀草葺不合尊
大阪府開運

日根神社

ひねじんじゃ

日根神社は、日根造の祖神に関わる泉佐野の古社。和泉国日根郡の信仰を担い、日を背に受けるように本殿上から太陽が昇る由緒を伝える。安産・子授け・家内安全の神として地域に崇敬されている。

所在地
大阪府泉佐野市日根野631-1
御祭神
神日本磐余彦尊、鸕鷀草葺不合尊
京都府開運

向日神社

むこうじんじゃ

向日山に鎮座していた「向神社(上ノ社)」と「火雷神社(下ノ社)」を起源とし、いずれも延喜式神名帳に載る古社である。社伝では養老2年(718)に向神社が現在地へ鎮座したとされ、火雷神社は継体天皇の頃の創建と伝わる。建治元年(1275)に両社が合わせ祀られ、現在の向日神社となった。本殿は応永29年(1422)の再建で、室町時代の三間社流造を代表する建築として国の重要文化財に指定されており、明治神宮本殿の設計に際して参考にされたと伝えられる。本殿の覆屋や幣殿、拝殿、境内の門や摂末社など多数の建物も国の登録有形文化財となっている。地元では「明神さん」の名で親しまれている。

所在地
京都府向日市向日町北山65
御祭神
神武天皇、向日神
熊本県開運

宮原三神宮

みやはらさんじんぐう

八代平野の北部、氷川町宮原に鎮座する旧郷社。伊勢神宮内宮の天照皇大神、近江日吉社の国常立尊、山城下鴨社の神武天皇の三神を祀ることから三神宮と称する。社伝では平治元年(1159年)、二条天皇の勅命を受けた平重盛が平盛俊に命じて社殿の造営を始め、応保元年(1161年)に落成、盛俊の弟盛房が社司となって神霊を勧請したと伝え、当初は三宮社と呼ばれた。天正16年(1588年)にキリシタン大名小西行長の焼き討ちで社殿を失うが、慶長年間に加藤清正によって復興され、その後は細川氏の保護を受けた。現在の社殿は天保10年(1839年)の造営である。明治の神仏分離により別当の神蔵寺を廃して社号を宮原三神宮と改め、八代北部一帯の総鎮守として崇敬されてきた。

所在地
熊本県八代郡氷川町宮原491
御祭神
神武天皇、天照皇大神
鹿児島県開運

宮浦宮

みやうらぐう

延喜式神名帳に名を連ねる大隅国の式内社で、神武天皇に天神七代・地神五代を合わせた計18柱を祀ります。宝暦2年(1752年)に正一位の神階を授けられ、「正一位宮浦大明神」の勅額が掲げられたと伝えられますが、それ以前の詳しい沿革は明らかになっていません。寛政3年(1791年)、桜島の噴火に伴う大火で社殿を焼失し、薩摩藩主の島津斉宣によって再興されました。明治6年(1873年)に県社に列格し、明治10年(1877年)の西南戦争でも被害を受けています。本殿の前には南北に分かれて2本の大イチョウがそびえ、「福山の夫婦イチョウ」として昭和39年(1964年)に鹿児島県の天然記念物に指定されました。樹齢は千年を数えるとも伝えられ、晩秋の黄葉の時期には多くの人が訪れます。

所在地
鹿児島県霧島市福山町福山2437
御祭神
神武天皇、天神七代
大阪府開運

日部神社

くさべじんじゃ

大阪府堺市西区草部に鎮座し、彦坐王・神武天皇・道臣命を主祭神とする。彦坐王は、この一帯を拠点とした豪族・日下部首氏の祖神とされる。創建の経緯は詳らかでないが、本居宣長『古事記伝』は、神武天皇が東征の際に上陸し長髄彦と最初の戦いをした「日下の蓼津」をこの一帯に比定している。明治44年(1911)に近隣の八坂神社・熊野神社・菅原神社を合祀し、旧八坂神社の社地へ遷座した。現在の社地・本殿・神門は旧八坂神社のもので、拝殿は旧菅原神社から移築されたものである。本殿は、その前にあった石燈籠に「正平二十四年卯月八日」(正平24年/1369年)の銘が刻まれていることや建築様式から、その頃の建立と考えられ、石燈籠とともに大正6年(1917)に国の重要文化財に指定された。本殿の蟇股には多彩な彫刻が施される。神門は江戸時代の作で堺市指定文化財。

所在地
大阪府堺市西区草部262
御祭神
神武天皇、彦坐王
熊本県開運

郡浦神社

こうのうらじんじゃ

天養元年(1144)の創建と伝わる古社で、肥後国三宮とされる。主祭神の蒲智比咩命は古くから当地の近くに祀られていた姫神で、のちに阿蘇神社の健磐龍命、国造神社の速瓶玉命、神武天皇が合わせ祀られた。阿蘇神社・甲佐神社・健軍神社とともに「阿蘇四社」と称され、阿蘇信仰の広がりを示す神社として知られる。境内には平安時代初期のものとされる石造五重塔や、明治9年(1876)の神風連の変で自刃した六烈士ゆかりの石碑が残る。旧社格は郷社。

所在地
熊本県宇城市三角町郡浦2666
御祭神
神武天皇、蒲智比咩命
宮崎県交通安全勝負運

立磐神社

たていわ じんじゃ

立磐神社は住吉三神と神武天皇を祀る神社。神武天皇が美々津港から東征へ船出した地として知られ、航海安全・勝運の信仰を集めます。

所在地
宮崎県日向市美々津町3419
御祭神
神武天皇、底筒男命
系統
住吉
宮崎県開運勝負運

皇宮神社

こぐ じんじゃ

皇宮神社は神日本磐余彦天皇(神武天皇)を祀る、宮崎神宮の境外摂社。神武天皇が東征まで過ごした皇居跡と伝わる神社です。

所在地
宮崎県宮崎市下北方町横小路
御祭神
神武天皇
福島県家内安全厄除け

開成山大神宮

かいせいざん だいじんぐ

開成山大神宮は天照大御神・豊受大神を祀る神社。厄除け・家内安全のご利益で知られ、1876年(明治9年)に創建された由緒ある神社です。

所在地
福島県郡山市開成3-1-38
御祭神
神武天皇、天照大御神
系統
伊勢・神明
奈良県開運厄除け

橿原神宮

かしはら じんぐう

橿原神宮は神武天皇・媛蹈韛五十鈴媛命を祀る神社。国家安泰・開運招福のご利益で知られ、1890年(明治23年)に創建された由緒ある神社です。

所在地
奈良県橿原市久米町934
御祭神
神武天皇、媛蹈韛五十鈴媛命

よくある質問

神武天皇についての疑問に答えます。

神武天皇の両親は誰ですか?

父は鵜葺草葺不合命、母は海神の娘の玉依毘売命と伝わります。宮崎神宮では、この両神を神武天皇の御父君・御母君として相殿に祀っています。

神武天皇を祀る代表的な神社はどこですか?

即位の地とされる奈良の橿原神宮と、宮崎の宮崎神宮が代表的です。宮崎神宮の摂社の皇宮神社は、東へ向かうまでの宮居の跡と伝わります。

神武東征(東遷)とは何ですか?

神武天皇が日向を発って東へ向かい、大和を平定して橿原宮で即位するまでの道のりを指します。宮崎神宮では「ご東遷」、橿原神宮では「東遷」の語も使われています。