由緒
阿志都弥神社は、社殿がなかった上古にこの地の桜の木に木花開耶姫命を勧請し「桜花大明神」と称して祭祀を行ったのが始まりと伝わる式内社で、善積郷の総大社とされた。行過天満宮は、元慶7年(883)に菅原道真が加賀守として赴任する途中に阿志都弥神社へ参詣し、詩を詠んで通り過ぎたという由緒により、道真の曽孫・菅原輔正が長徳4年(998)に「行過天満大神」として勧請建立したものと伝わる。天保14年(1843)に行過天満宮が阿志都弥神社に合祀され、以後両社名を併せて称する。明治14年(1881)に郷社に列した。境内の椎の木は樹齢千数百年ともいわれ、滋賀県指定の自然記念物となっている。