市杵島姫命を祀る神社
天照大御神と素戔嗚尊の誓約から生まれた三柱の女神。海上安全・交通安全のご利益がある。 代表的な神社としては厳島神社、宗像大社、善知鳥神社などが挙げられます。 信仰の中心は福岡の宗像大社で、海上守護の神として厳島神社でも広く親しまれています。
市杵島姫命とは?
天照大御神と素戔嗚尊の誓約から生まれた三柱の女神。海上安全・交通安全のご利益がある。 代表的な神社としては厳島神社、宗像大社、善知鳥神社などが挙げられます。 信仰の中心は福岡の宗像大社で、海上守護の神として厳島神社でも広く親しまれています。
市杵島姫命を祀る有名な神社
有名神社を中心に、大社・一宮・総鎮守など比較の起点にしやすい神社をまとめます。
市杵島姫命を祀る神社一覧
11件中1-11件を表示しています。
水屋神社
社伝では千年余り前に大和・春日大社の安在所として天児屋根命を祀ったことに始まり、大化4年(648年)に奈良の三笠山から素盞鳴命と龍神姫命を勧請したと伝える。和銅3年(710年)に興福寺東門院領「閼伽桶の庄」となり、慶長5年(1600年)の関ヶ原合戦以降は伊勢領に属した。南北朝期、文中2年(1373年)の棟札にも「大和州閼伽桶庄宮」と記されている。垂仁天皇の代に天照大神が当地を巡幸した際、鎮座していた春日の神と議って櫛田川の巨石をもって伊勢・大和両国の境と定めたという伝承があり、里人はこの石を「礫石」、付近を「堺が瀬」と呼ぶ。社名も所在地名「赤桶」も神事も祭神も水に関わり、西方約700mには「閼伽桶の井」がある。社殿は朱塗りの春日造三殿並立から明治25年に現在の神明造へ改められた。
- 所在地
- 三重県松阪市飯高町赤桶2507
- 御祭神
- 天児屋根命、素盞鳴尊
名居神社
創祀年代は不詳です。『日本書紀』には推古天皇7年(599年)に大和を中心とする大地震があり、四方に「なゐの神(地震の神)」を祀らせたと記されており、伊賀国におけるその一社が当社であると伝えられてきました。延喜式神名帳の伊賀国名張郡「名居神社」に比定される式内社で、旧社格は村社です。「なゐ」は本来「地」を意味する古語で、近世には地祇大明神・国津大明神と呼ばれ、国津神である大己貴命が主祭神とされるようになりました。元伊勢の伝承地の一つにも数えられます。境内には興玉神社と山神社が祀られ、皇大神宮と橿原神宮の遙拝所も設けられています。
- 所在地
- 三重県名張市下比奈知2092
- 御祭神
- 大己貴命、少彦名命
- 系統
- 出雲
都久夫須麻神社
琵琶湖に浮かぶ竹生島に鎮座し、竹生島神社とも呼ばれる。市杵島比売命(弁財天)、宇賀福神、産土神の浅井比売命、龍神を祀る。『総国風土記』は雄略天皇3年(459年)に浅井姫命を祀る小祠が建てられたのを始まりとし、縁起では神亀元年(724年)に天照大神の神託によって市杵島姫命が当島に祀られ、天平3年(731年)に聖武天皇が参拝して神殿を新築し、社前に天忍穂耳命・大己貴命を祀ったと伝える。天平宝字8年(764年)の藤原仲麻呂の乱では当社の神護によって乱が治まったとして神位が授けられたと記される。平安期に神宮寺の宝厳寺が島内に建立されて以降、天台の僧の参詣を通じて弁才天信仰が盛んになり、寿永2年(1183年)に平経正が当社拝殿で琵琶の秘曲を弾じた逸話は『平家物語』などに伝わる。数度の火災を経て再建され、現在の本殿は慶長7年(1602年)に伏見桃山御殿の一部を移して造営されたもので、国宝に指定されている。
- 所在地
- 滋賀県長浜市早崎町1665
- 御祭神
- 市杵島比売命、宇賀福神
- 系統
- 厳島
高天彦神社
金剛山の東山麓に鎮座し、平安時代に編纂された『延喜式』において最高位の名神大社に列せられた古社。御祭神は古代豪族・葛城氏の最高神で、記紀神話のなかで出雲へ国譲りの使者を遣わすよう命じた高皇産霊神。ほかに市杵嶋姫命と菅原道真を祀る。神社の形態は古く、社殿の背後にそびえる白雲峰そのものを御神体とし、参道の両側には樹齢数百年という杉の巨木が立ち並んで神さびた雰囲気を漂わせる。一帯に広がる「高天」の台地は、記紀に登場する天孫降臨神話の舞台、すなわち神々が住んだとされる高天原の伝承地ではないかと言い伝えられてきた。
- 所在地
- 奈良県御所市北窪158
- 御祭神
- 高皇産霊神、市杵嶋姫命
- 系統
- 天神
日招八幡大神社
松山八社八幡の五番社で、神紋は四つ目菱、旧社格は郷社。社伝では崇峻天皇2年(589年)、国司の越智益躬が筑紫の宗像大社から門島の森に宗像三女神を勧請し、門島比咩神社と称したのが始まりとされる。大同年間(806〜809年)に痘瘡を患った大納言藤原雄友が祈願して平癒したことから、伊予痘瘡宮として崇敬を集めた。元慶2年(878年)に石清水八幡宮から八幡神を勧請して合祀した。元暦元年(1184年)、伊予に入国した佐々木盛綱(高綱とも伝える)が戦いに臨んだ際、勝敗が決しないまま日没が迫るなか当社に祈願して軍扇で入日を招くと日が差し戻り勝利したという故事から、日招八幡宮と改めたと伝える。明治5年(1872年)に郷社に列した。平成12年(2000年)の火災で本殿・拝殿を焼失したが、平成27年(2015年)に社殿が再建されている。
- 所在地
- 愛媛県松山市保免西1丁目4番3号
- 御祭神
- 市杵島姫命、湍津姫命
- 系統
- 八幡
波氐神社
創建年代は不詳だが、社伝では延暦20年(801年)に伝教大師によって社殿が改造されたとされ、桓武天皇の代には既に祀られていたと伝える。それから約100年後に成立した『延喜式』神名帳に載る伊勢国一志郡の式内社で、古来より矢頭山を中心に信仰されてきた。伊勢国司の北畠氏も崇敬篤く、神領を寄進して社の経営を助けたという。波瀬村には矢頭山の神を祀る社が3社あり、村の中央に鎮座する小矢頭神社を本宮、約6km離れた山麓の矢頭神社を中宮、山頂の高岳神社を奥宮として、あわせて矢頭山蔵王権現と称した。明治6年(1873年)の神仏分離で矢頭神社が波氐神社と改称し、明治42年から43年にかけて中宮・奥宮を含む村内32社を小矢頭神社に合祀して現在の波氐神社となった。昭和20年(1945年)に県社に列格している。
- 所在地
- 三重県津市一志町波瀬4248
- 御祭神
- 火雷神、安閑天皇
- 系統
- 出雲
衣羽神社
天満川と本川に挟まれた中州にある江波山の北東斜面に鎮座する。平安時代末期の「安芸国神名帳」に見える三位衣羽明神に比定される古社で、正和2年(1313年)以前の鎮座と考えられている。藩政期には「江波明神」と呼ばれたが、明治4年(1871年)に旧称の衣羽神社へ復した。社殿は寛保元年(1741年)に再興され、明治5年に村社、明治41年には神饌幣帛料供進社に指定された。祀るのは宗像三女神で、海上安全を司る神として、干拓が進む以前は島であった江波の漁業と海運に携わる人々の産土神として崇敬を集めてきた。相殿には大国主神や宇迦之御魂神などもあわせて祀られる。
- 所在地
- 広島県広島市中区江波南1丁目26-6
- 御祭神
- 市杵島比売命、多紀理比売命
隠津島神社
『延喜式』神名帳の陸奥国安積郡「隠津島神社」に比定される式内社の論社で、社伝では平安時代に九州の宗像大社から勧請されたのが始まりと伝わる。祭神は市杵島比売命・多岐理毘売命・多岐都比売命の宗像三女神で、地元では「お杉様・お菅様」と呼ばれ親しまれてきた旧郷社。境内を覆う広大な社叢は、数百年にわたり斧を入れず倒木も朽ちるに任せた原生林の形態を保ち、山地林と湿地林に多くの湿地植物が群生する貴重なものとして、昭和39年(1964)に福島県の天然記念物に指定されている。
- 所在地
- 福島県郡山市湖南町福良字福良山7414番地
- 御祭神
- 市杵島比売命、多岐理毘売命
- 系統
- 厳島
市杵嶋神社
善福寺公園の上の池に浮かぶ小島に鎮座する井草八幡宮の兼務社で、御祭神は水の神・市杵島姫命。弁財天と習合したことから「弁財天」の通称でも呼ばれる。『善福弁才天略縁記』によれば建久8年(1197)に江の島弁財天を勧請して創建されたと伝わる。文治5年(1189)、奥州征伐に向かう源頼朝がこの地で飲み水を求めて井戸を掘ったところ水の出が遅かったため「遅野井」と名付けたという伝承が残り、以来雨乞いの神として広く信仰を集めた。雨乞いの行事は昭和24年(1949)まで続いたという。社殿のある島へは通常渡ることができず、例大祭の際にのみ臨時の橋が架けられる。
- 所在地
- 東京都杉並区善福寺3丁目18番(善福寺公園内)
- 御祭神
- 市杵嶋姫命
釧路一之宮 厳島神社
釧路一之宮厳島神社は市杵島姫命を祀る神社。縁結び・航海安全のご利益で知られ、1869年(明治2年)に創建された由緒ある神社です。
- 所在地
- 北海道釧路市米町1丁目3番18号
- 御祭神
- 市杵島姫命、田心姫命
- 系統
- 厳島
松尾神社
京都府に鎮座する日吉系の神社です。御祭神は大山咋命、市杵嶋姫命。厄除け・開運のご利益で知られます。
- 所在地
- 京都府亀岡市旭町今峠4
- 御祭神
- 大山咋命、市杵嶋姫命
- 系統
- 日吉